霧氷・樹氷の三峰山 1235m

三峰山の魅力はなんといっても同じ高見山地にある高見山と同様、冬の霧氷である。コースはよく整備され、冬の霧氷シーズには、臨時直通バスが運行されるので、無雪期よりもむしろ交通の便がよく、日帰り可能となる。
初心者にも登りやすい山ですが、冬山経験の豊富な方と同行される事をお勧めします。
アイゼン・防寒具・杖などは必携

☆霧氷と樹氷の違いは?(インフォシークマルチ辞書より)
   霧氷・・・水蒸気や霧が氷点下に冷やされ、樹皮などに凍りついたもの。
         生成条件によって樹霜(じゅそう)・樹氷・粗氷などがある。
   樹氷・・・霧氷の一種。過冷却した微小な水滴が木の枝などについて
         直ちに凍ってできた白色のもろい氷。木に氷の花が咲いたようになり美しい。


三峰山の地図


2005年2月5日

参加者  私一人で
お天気  晴れ時々曇り

行きのバス 近鉄榛原駅9:1510:22みつえ青少年村
登  山 みつえ青少年村出発10:30−登山口10:35−不動滝10:55−山小屋12:00
−三峰峠−12:30三峰山頂上(昼食)13:10−八丁平13:20−三峰峠
−山小屋−[登り尾コース]−山小屋(トイレ)−木橋−14:40登山口
14:45みつえ青少年村
帰りのバス みつえ青少年15:10−榛原駅16:20


三峰山への霧氷登山は今年で3回目です。
榛原駅では、高見山と三峰山へ直行する奈良交通の霧氷バスが土日祝に出ます。
全員座っていけるだけのバスを出してくれるので安心です。
バスは9時15分出発、みつえ青少年村に10時22分着きました。

葉を落として真っ白に変身する美しい樹木の姿を見たくて、
たくさんの登山者が来ています。
私もその姿に惹かれている一人。
それと・・・いつも少しでも何かに挑戦していたい。
そういう気持ちが私を山へ向かわせているのかもしれません。

登山口まで歩き、アイゼンを装着します。
道は氷っていますが、時々陽が射すので、「樹氷が融けるのでは」と少〜し心配です。^^;

不動滝は、今年も一部氷っています。
ジグザグの急登をしばらく登ると樹氷が見えてきました。!(^^)!
三峰峠を過ぎてキラキラと白く光る樹氷のトンネルを通っていきます。
不動滝↓



12時半、頂上へ着きました。
陽が射しているので樹氷が融けてきています。
頂上から八丁平の方へ少し下った雪の中でお昼です。
バーナーに火を付け鍋焼きうどんを炊きました。
グツグツ・・・
そしてツルツルツル〜・・・!(^^)!


下の写真は頂上からの眺望です。
左は私が、右は1日後に登られた三重県にお住まいの
Mori様が撮られました。
樹氷の美しさの違いがよく分かりますね。(撮影の腕もかな^^;)


食事を済ませ、
少し下ると八丁平です。
八丁平は、なだらかな平原状の鞍部で、
その名の通り広々としています。

すごい強風です。

登山者と一緒に一匹の犬が
歩いています。
アイゼンも付けず、裸!!・・・(-_-;)
たくましいワンちゃんです。(*^_^*)
八丁平から三峰峠、山小屋へと来た道を戻り、山小屋からは登尾コースで下っていきます。
トイレのある山小屋、木橋、登山口へと戻ります。
みつえ青少年村に着いたのが14時45分。
地元の人たちが特産物などを売っています。
甘酒などをいただきながら、バスの出発を待ちます。

バスは人数が集まれば出発します。最終は4時発です。
15時10分、御杖村をあとにバスは榛原駅へと向かっていきました。


2004年1月24日

参加者  私一人で
お天気  晴れ

行きのバス 近鉄榛原駅9:15-10:30みつえ青少年村
登山 みつえ青少年村10:50−登山口11:00−不動滝11:17−山小屋−12:50三峰峠
-13:07三峰山頂上  昼食13:30−八丁平14:00−三峰峠−山小屋−
−[登り尾コース]−山小屋(トイレ)−木橋−登山口-15:30みつえ青少年村
帰りのバス みつえ青少年村16:0017:15近鉄榛原駅


頂上からの景色(4画像を合成しました)
                   ↑(雪が積もっている場所)
          奈良県御杖村集落


今年もまた去年に引き続いて、、霧氷の三峰山へ登ることにしました。
1月12日から3月7日までの土・日・祝日に近鉄榛原駅9時15分発で
三峰山への直通霧氷バスが出ます。

奈良交通の人が人数を数えて、全員座れるだけのバスを出してくれますので安心です。
今日は、3台出ました。
ざっと見渡しましたが、男性の単独登山者はたくさんいましたが、女性一人で来ているのは
私だけのようですね。
ちょっと心細いですが、全く自由気ままな登山が出来るので、一人でも平気です。
グループで登る時も、それはそれで楽しいですけどね。

榛原駅には、すでに雪が積もっていましたので、バスはゆっくりと安全運転です。
1時間15分かかって、10時半にみつえ青少年村に着きました。
車で来て登る人もこの付近で車を止めておけばいいです。
バスの運賃は榛原駅から片道1410円です。

トイレを済ませ登山の準備をし、登山口でアイゼンをつけて11時出発しました。
私は持ちませんが、雪山は杖を持っている人がほとんどです。
滑りやすいので、杖はあったほうがいいのですが・・・。
アイゼンは6本爪の最新式です。高価でしたが雪の固まりが靴底に付きません。
以前の4本爪の簡易アイゼンは、歩いているうちに雪が固まって靴底に付き、
とても歩きにくかったのですよ。

一昨日・昨日ととても寒かったので、雪もだいぶ積もっています。
でもわりに暖かいので、霧氷が見られないかもしれません。

去年と同じ、不動滝へのコースをとります。
やっぱり、滝の一部が凍っています。
それからは、ジグザグの急登が続きます。山小屋を過ぎ、三峰峠です。
2日続きのドカ雪でアイゼンの爪も効かず、とても歩きにくい。(/_;)
このあたりから、ぼちぼち霧氷らしきものが見えてきました。
しばらく行くと霧氷のトンネルが出来ていましたが、規模は小さいですね。
でもキラキラ光ってとても綺麗です。★☆★☆

1時7分、頂上に着きました。
頂上からは、倶留尊山や大胴山などの峰々が望め、御杖村神末の集落も見えます。
頂上から少し下ったところの雪の上で、お昼にしました。♪
もうぺこぺこ。(@_@)
お湯を沸かし、カップヌードルやチョコを食べました。
去年は震えながら食べたのに、今日はあまり寒くありません。
食べ終わったのが1時半ちょうど。
少し下って八丁平に来ました。

不動滝 杉林
霧氷のトンネル 頂上からの眺望
頂上からの眺望 八丁平
八丁平
八丁平
八丁平

八丁平は、なだらかな平原状の鞍部で、
その名の通り広々と開けて一面雪の原です。
去年来た時は、ガスでなにも見えませんでした。
霧氷は物足りないけど、この雪の原に立つと何とも気持ちいい〜!!
眼下には飯高町の集落、彼方には大台の峰々も遠望されます。
八丁平の雪の原での景色に堪能し、さぁ下山です。
三峰峠、造林小屋まで下り、そこからは登尾コースで下っていきます。
ドカ雪なので、半分滑りながら下っていきました。
2回ほど転けました〜^^; 
林道交差点に出て登山口まで戻ってきたのが15時半です。
みつえ青少年村のバス停の近くでは去年と同じ火が焚かれ、みんな暖まっています。
地元特産品などが売られています。
お店の方は、みんな素朴な感じのいい人ばかりです。
今年は、甘酒と焼きおにぎりを食べました。
お土産は、いろいろ試食をして、あまごの甘露煮を買いました。
4時ちょうどのバスに乗って榛原駅まで行き、去年とおなじく駅前のミスタードーナツに寄って
コーヒーとドーナツをいただきました。ほっ・・・(*^_^*)
                                           終わり





2003年2月1日

                                                          

2003.2.1 単独登山        三峰山1235m
行きの
バス
近鉄榛原駅9:15-10:22みつえ青少年村
登山 みつえ青少年村10:30−登山口−不動滝−山小屋−三峰峠
-12:45三峰山13:30−八丁平−三峰峠−山小屋−登り尾コース
−木橋−登山口-14:45みつえ青少年村
帰りの
バス
みつえ青少年村15:1516:25近鉄榛原駅


三峰山行きの霧氷バスは1月13日から3月2日の土・日・祝に榛原駅から出ています。
定期バスでも行けないことはないのですが、大変不便です。

2月1日(土)の朝、榛原駅に着くと、高見山と三峰山への登山者でいっぱいでした。
「わぁ〜、おじさんおばさんの登山者ばっかり・・・」
かくいう私も中年でした。^^;
『こんなにいっぱいじゃぁ、乗れるんかいな』心配無用でした。
奈良交通の人がそれぞれの登山者の人数を数えて、
みんな座っていけるだけのバスを出してくれます。
三峰山へは、全部で4台出たと思います。
私は、2台目に乗り、バスは9時15分に出ました。
その時、奈良交通の人が言われました、
「帰りは人数が集まれば、3時過ぎからバスを出します。最終は4時です」と。
1時間以上乗って、10時22分みつえ青少年村に着きました。
                      


10時半、そこを出発、
登山口から5分ほど歩いてからアイゼンを付けました。
しばらく歩いてふと正面向こうを見ると、
「わぁ〜きれい!」
向こうの三峰山が目を見はる美しさで
私の目に飛び込んできました。
そこだけ別世界のように白く輝いています。



大タイコースから三峰山頂上を見る。↑
・・・不動滝へのコースを選びました。
滝はりっぱなつららが出来ており、見応えがあります。
滝の前の橋を渡って山道に入ります。
ジグザグの急登が続き、山小屋に到着。
突然、登山者が増えました。
そうか、ココは登り尾コースとの合流点だったのです。
そして、もう一つ小屋があります。
造林小屋だそうです。

・・・そして三峰峠。
(本によっては三畝峠と書かれています。)
不動滝↑
霧氷がキラキラとクリスタルに輝いています。
美しい霧氷のトンネルを通って山頂へ、
ルンルン・・・。
山頂でも人がいっぱいです。
そのうちの一人に、私のデジカメで
私を写していただきましたが、写っていませんでした。
uuu・・・
晴れていれば眺めが開けるでしょうが、残念ながら、
今日は展望がまったく効きません。
う〜、残念!
霧氷↑
山頂から少し下った霧氷の木の下でお昼にします。
バーナーを出して鍋焼きうどんを炊きました。
私の横でも、男性がカップヌードルを食べています。
寒い山じゃぁ、熱いのが一番!「うまい うまい」

八丁平は、なだらかで広々していますが、やっぱり曇って、まったく展望は効きません。

来た道を三峰峠を通って山小屋まで戻り、登り尾コースに入ります。
登り尾コースに入った途端、行きと同じで突然登山者が減りましたよ。

ひたすら下り、林道へ出ます。
右へ曲がって下っていき、木橋を渡ると大タイコースに入ります。
そしてみつえ青少年村のバス停へ14時45分に着きました。

そこでは、地元の人が火が焚かれておりホッとします。
たくさんの登山者(下山者というべきかな)が、休憩されています。
甘酒とこんにゃくのみそ煮を買って食べました。
「あ〜、おいしいなぁ。」
特産品のお土産も買いました。

人数が集まればバスを出すという事だったのでバス停で並びました。
15時15分にバスが出て、16時25分に榛原に着きました。

電車を待つ間、ミスタードーナツに寄ってコーヒーをいただきました。 
ほっ・・・ (^-^)  終 
 

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