日下之直越道

「くさかのただこえみち」と読みます。
この道を知ったのは1年ほど前の毎日新聞でした。感動でした。私の住んでいる近くにこんなロマンたっぷりの由緒ある古道があるなんて。万葉集や古事記にも詠まれているんですよ。先月、この道を初めて歩き、今日で3回目です。そしてようやく地図を完成出来たので、ここにアップしました。
                                 2007年3月22日(木)

毎日新聞より

【古事記】ワカクサカベがまだ日下にいました時のこと、大君は、長谷からまっすぐ向こうて日下を通り抜ける坂を越えて、
        河内にいでましたのじゃ

【万葉集】直越のこの道にして押し照るや難波の海と名づけられしも

古代、日下は大阪湾がすぐ足下まで湾入する低湿地。今も原始ハスや海岸に生えるヒトモトススキが残っています。



阪奈道路は、車が高速でビュンビュン走っているので、横断するのは怖いですぅ。
額田駅出発9:00−お地蔵さん9:30−石切山龍鳳洞(食堂)−道標A−神武天皇顕彰碑
−生駒縦走歩道−ゲート・常夜灯−12:00着 生駒山麓公園ふれあいセンター(昼食) 
13:30出発−ゲート・常夜灯−龍の口霊泉−阪奈道路横断(2回)−14:30春日神社


石切山龍鳳洞(食堂)前に
「日下山直越乃道」と刻まれた大きな石の道標がある。
道標A(左へ)


神武天皇顕彰碑 石に「厄山」と刻まれている。
五瀬命(いつせのみこ)負傷の地


龍の口霊泉(この水は飲めません)
神武天皇東征の折り、長髄彦軍の流れ矢で負傷した五瀬命(いつせのみこ)がこの霊泉で傷を洗った。


春日神社
「孔舎衛坂(くさえざか)直越登り口」と刻まれている。


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